建設キャリアアップシステム

技能者登録は自分で出来るのか?

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技能者登録をするのは職人さんなわけですが、会社や個人事業主の方に雇われている方、つまり従業員である方が大半です。

この従業員である職人さんの技能者登録は誰が行うのかというと、所属する会社でしてくれる事が多いでしょう。

※詳しくはこちらの記事をご覧ください。⇒ 誰が何を登録申請できるのか?

けど、会社から自分で登録するように言われている方もいるのではないでしょうか。

また、入る現場にはカードリーダーが設置されているところが多く、自分としては登録してカードを手に入れ、経験を蓄積していきたいけれど、所属する会社は建設キャリアアップに登録しておらず、特に何も言われていないといった方もいるかもしれません。

現状は元請会社から下請会社に登録するように言われて動き出すところが多いので少ないとは思いますが・・。

果たして上記のような場合、「自分で建設キャリアアップシステムの技能者登録を行い、建設キャリアアップカードを入手する事は可能なのか?」と問われれば、答えは「可能です。」

※自分では無理、時間がないという方は専門家に依頼するという方法もあります。当事務所では車庫証明を依頼する程度の料金で代行していますので、疑問点などがありましたらお気軽にお問い合わせください。


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自分でやってみようという方は、以下を読み進めていってください。

自分で技能者登録するハードルは?

建設キャリアアップカードを入手するため、会社が従業員の技能者登録申請を行うことを代行申請と言い、自分で技能者登録の申請をすることを本人申請と言います。

代行申請には複数の方法がありますが、自分で技能者登録を行う本人申請は、自分で自分の登録申請を行う1種類だけです。

自分で本人申請を行うのは、なかなかハードルが高いこともあり、所属事業者などによる代行申請が大半となっていますが、パソコンやスマホの操作に慣れている方であれば、決して不可能なほど難しいわけではありませんので、自身のある方はチャレンジしてみましょう。

どうハードルが高いかと言うと、こんな感じです。

  • PCやスマホに入れ込む情報が多い
  • 入れ込む情報は、従業員の立場では良く分からない内容がある
  • 確認書類をたくさん添付する必要がある
  • 確認書類は会社に準備して貰わなければならないものがある
  • 確認書類は電子化しなければならない
  • 電話での問い合わせは、なかなか繋がらない
  • 電話での問い合わせは、応対者のスキルにアタリハズレがある
  • 電話での問い合わせは、平日の日中のみ
  • メールでの問い合わせも出来るがタイムラグがあるし、分からないことを文章にするのは結構難儀
  • ちょっとした事で申請不備となり、やり直しを求められる事が多い

とにかく所属する会社の協力と、そこそこの根気が必要です。

本人申請で技能者登録をする流れ

技能者登録を本人申請で行う場合も、申請方法にはインターネット申請、郵送申請、窓口申請の3種類の方法がありますが、一番現実的なインターネット申請で行う方法を記載しておきます。

申請用ログインIDの取得

これは、とても簡単ですし、時間もかかりません。

該当箇所に氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを打ち込んで「利用申込」のボタンを押すだけです。

メールアドレスをお持ちでない方、あるいは持っていてもそのアドレスを使いたくない方は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを新しく作る形で構いません。

住所の入力場所やハイフンの有る無しなどに気を付けましょう。

数分もすれば、受付のメールが送られてきます。

そこに「申請用ログインID」と「申請用パスワード」が記載されています。

「申請用パスワード」は初回申請時に変更手続きが必要ですので、変更したパスワードは忘れないようにメモをとるなどしておきましょう。

これで申請完了を思われて、いつまで経ってもカードが届かないという方もいましたが、インターネット申請を行える状況になったにすぎません。

確認書類の準備

技能者登録には多くの確認書類の添付が必要となります。

何の確認書類が必要かというと以下のようなものです。

① 本人確認
② 健康保険確認
③ 年金保険確認
④ 雇用保険確認
⑤ 退職金制度確認
⑥ 労災保険特別加入確認
⑦ 資格、技能講習、特別教育、安全衛生教育等確認
⑧ 学歴確認

確認書類以外で必要なもの

⑨ キャリアアップカード用の写真
⑩ 利用規約同意書
⑪ 個人情報取り扱い同意書

①の本人確認書類は運転免許証があればそれでいけますし、②の健康保険確認書類は健康保険証でOKです。

たくさんありすぎて見にくいですが、社会保険証明書類の一覧のリンクを貼っておきます。
社会保険の証明書類見本一覧

確認書類の電子化(JPG化)

技能者登録に必要な確認書類は、インターネット申請の場合全て電子化する必要があります。

この際の電子化は、添付する確認書類を全て、JPG形式の電子ファイルに統一しなくてはなりません。

スキャナーや複合機などでスキャンしたりスマホで撮影したりしたファイルが、元々JPG形式であればそれで良いのですが、例えば電子化したとしてもそのファイルるがPNG形式やPDF形式だった場合は、JPG形式に変換しておく必要があります。

特に技能講習や特別教育の修了証などは、そこそこベテランの職人であれば、かなりの数をお持ちの方がおられます。

これらを電子化して、しっかり登録するのは、なかなか骨の折れる作業です。

登録しなくても技能者登録は可能なのですが、それでは何のための登録なのか本末転倒な部分もあります。

面倒ですが、しっかり登録しておきましょう。

あと、キャリアップカード用の顔写真は、何も証明写真機で取る必要はなく、スマホでとった写真を使えます。

正面、無帽、無背景などは当然ですが、ポイントは必ず294×378ピクセルに画像サイズを調整することです。

このトリミング作業は慣れたソフトで行っておいてもいいですし、申請前の画像アップロードの際にもトリミング(画像編集)ができるようになっています。

ガイダンス(書類の準備と電子化、申請用ログインIDの取得)

PCやスマホから登録内容の入力

確認書類の電子化を終えたら、いよいよ登録作業です。

登録しながら、確認書類を揃えて電子化でもいいのですが、該当箇所の確認書類を添付しなければ、どうせそこから前に進めない仕様になっているので、先に書類を全て揃えてしまった方が良いでしょう。

登録作業は、まぁ、順番に指定されたことを入力したり、確認資料をアップロードしたりする作業の繰り返しなのですが、ガイダンスをしっかり確認しながら行いましょう。

確認書類の電子化もそうですが、ここをしっかりやっていたつもりでも、9割以上が申請不備で差し戻されるようなシステムです。

ここを何となく流れでやっていれば、申請不備の確率はほぼ100%となるでしょう。

ガイダンス(登録内容の入力)

技能者登録料の支払い

登録事項を全て打ち込み、確認書類をすべてアップロードすれば、申請ボタンを押して申請完了です。

このとき、決済方法の申し込みを行います。クレジット払い、コンビニ払い、ゆうちょ振替の選択となります。

インターネット申請での技能者登録料は2,500円

60歳以上の方の場合は、令和5年3月までに申請すると2,000円に割引きされます。まぁ、大きな差はないですけどね。

コンビニ払いやゆうちょ振替であれば数日で払込用紙が郵送されてきますので、忘れないうちに振り込むようにしましょう。

ガイダンス(申請と支払い方法の選択)

ほぼやってくる不備の修正

この建設キャリアアップシステムの登録申請、無事申請できたとしても「申請内容不備のお知らせ」という嫌なメールが送られてくる確率は9割以上との話です。

これが、申請してすぐにくればよいのですが、1週間、中には支払い案内が来て、支払いを済ませてからやってくることもあります。

特に急いでなければ良いのですが、急いでる場合は「なんでもっと早よ言わんねん!!」って状況になるでしょう。

しかし、来てしまったものは仕方がないので、粛々と不備のお知らせに従って「申請の修正」として再申請してしまいましょう。

ガイダンス(不備の修正方法)

技能者IDとカードの受け取り

以上の手続きを乗り越えれば、晴れて技能者IDが登録したメールアドレスに送られてきます。

そして、建設キャリアアップカードは、指定した送付先住所に簡易書留で配達されてきます。

日中、自宅に誰もいないのであれば、送付先を会社にしてもいいですし、自宅にしていても不在票が入りますので、誰かがいるときに再配達してもらうか、郵便局に取りにいくかしましょう。

一番避けたいのは、不在票が入っていることに気づかず、送り返されてしまうことです。郵便局での保管期間は7日間ですのでそれまでには入手してください。

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